ラズスタジオの制作・撮影料金は、カット数や商品点数だけでなく、準備から撮影、仕上げまでに必要な制作全体の工数によって決まります。
撮影内容に応じて必要な作業が異なるため、その内容を踏まえて料金を算出します。

このページでは、料金を左右する要素と、制作工程が品質にどう関わるのかを説明します。
サービスごとの料金の目安は、制作・撮影の料金目安をご覧ください。

制作・撮影料金を左右する4つの要素

人・場所・機材:モデルやヘアメイクの手配、スタジオ・ロケ地の利用、照明機材の準備

時間・撮影量:準備から片付けまでの拘束時間、商品点数、撮影カット数、撮影の難易度

企画・制作・仕上げ:企画・構成、ディレクション、スタイリング、レタッチ・動画編集

使用条件・権利関係:写真・動画の使用媒体・範囲・期間、肖像権、二次利用の条件、著作権・利用許諾など

「1カットいくら」だけでは決まらない理由

制作・撮影料金の算出方法には、1カット単位で計算する方法や、撮影時間・制作内容に応じて見積もる方法などがあります。
たとえば、同じ1カットでも、次の2つでは必要な工数が大きく異なります。

  • 白背景に商品を置いて撮影する、シンプルなカット
  • 小物やスタイリングを組み、光を作り込んで撮影するカット

撮影前にはイメージの整理や指示書の作成、スタイリングの準備、ライティングのセッティングなどが、
撮影後には納品内容に応じて色・トーンの調整、レタッチ、動画編集などが必要になることがあります。
商品の材質や形状、大きさ、指示書の有無でも、必要な時間は変わります。

1カット単位で計算する場合

料金を把握しやすい一方で、カットごとに必要な準備や撮影後の作業は異なります。
そのため、単価だけでは制作全体に必要な作業量や費用を把握しにくい場合があります。

制作全体の工数で考える場合(ラズスタジオの考え方)

必要な工程や手配を整理し、各作業に必要な工数と、スタッフ・スタジオ・機材などにかかる費用を踏まえてお見積りします。

お見積りまでの流れ

  1. ご依頼内容をうかがいます
    商品・用途・ご希望の仕上がり・時期・ご予算など、分かる範囲でお知らせください。
  2. 必要な作業を整理し、お見積りをご案内します
    撮影内容に応じて必要な工程や手配を整理し、作業内容と費用をご案内します。
  3. 撮影前に、仕上がりの方向性をすり合わせます
    イメージの認識違いを減らし、撮影後の大幅な修正を防ぎやすくします。

詳しい流れは、各種申込み・流れをご覧ください。お見積りをご希望の方は、撮影の見積もり依頼をご覧ください。

項目ごとの考え方

人・場所・機材

モデル・ヘアメイク

  • モデルの費用は、モデルの実績や撮影内容、拘束時間、契約条件などによって変わります。広告などで使用する場合は、使用媒体・使用範囲・使用期間などの条件も費用に影響します。
  • モデルの拘束時間は、4時間以内・8時間以内などの区分で設定されることがあります。
  • ヘアメイクの費用は、施術人数、必要なスタッフ数、ヘアメイクの内容などによって変わります。

スタジオ・撮影場所

  • スタジオは、主に利用時間で費用が決まります。
  • 自然光を利用する撮影では、季節・天候・時間帯によって光の状態が変わるため、撮影時間や進行を調整する場合があります。

屋外・ロケの手配

  • 屋外撮影では、撮影許可の申請、ロケ地の手配、天候不良に備えた予備日の確保などが必要になる場合があります。これらの手配や調整に必要な工数、施設使用料などが、別途費用に反映されることがあります。お客様の敷地内など、ロケ地の手配や撮影許可の申請が不要な場合は、それらにかかる工数や費用を抑えられることがあります。
  • ロケの手配(コーディネート)には、ロケハン(下見)、情報調査、ロケ地との最終調整、撮影準備、立ち会い、撮影後のフォローなどが含まれます。

 照明・機材

  • 照明や撮影機材の費用は、必要な機材の種類・数量、設置や調整の難易度によって変わります。被写体の色や質感、形状、目指す仕上がりに応じて、適切な機材とライティングを選びます

時間・撮影量

拘束時間

  • 半日撮影は拘束4時間以内、1日撮影は拘束8時間以内を基本とします。5時間や6時間、9時間など、これと異なる拘束時間の撮影も、撮影内容や必要な拘束時間に応じてお見積りします。
  • 撮影時間帯は原則9時~18時です。早朝・夜間の撮影については、別途お見積りします。
  • 拘束時間には、撮影準備、セッティング、モニター確認、着替え、片付けなどを含みます。
  • 拘束時間が長くなるほど、費用は上がる傾向があります。

点数・納品数・被写体の難しさ

  • 商品点数やカット数、納品する画像・動画の本数が増えると、撮影や編集に必要な時間が増え、料金に影響します。1商品あたりに必要な時間は、撮影方法、カット内容、着替えや商品替えの頻度などで変わるため、撮影点数の目安は、条件を確認したうえでご案内します。
  • 光沢のあるものや複雑な形のものは、撮影に時間と手間がかかることがあります。大きな商品は、撮影スペースと機材が必要になります。

企画・制作・仕上げ

企画・構成・ディレクション・演出

  • 企画・構成:撮影の目的やターゲットに合わせて、必要な写真・動画の内容や見せ方を設計します。
  • ディレクション:撮影全体を統括し、事前の資料作成や、仕上がりの方向性の確認などを行います。
  • 演出:背景、小物、ライティング、ポーズなどを組み合わせ、商品の魅力やブランドの世界観を表現します。

撮影指示書・香盤表・進行管理

  • 撮影指示書や香盤表(撮影の進行表)の有無や準備状況によって、必要な作業が変わります。
    • お客様側で撮影指示書や香盤表をご用意いただいている場合
    • お客様が用意した撮影指示書や香盤表を、当社で整理・調整する場合
    • 当社で内容の整理から、撮影指示書や香盤表の作成まで行う場合
  • 撮影指示書や香盤表の整理・作成、進行管理に必要な工数は、依頼内容に応じてお見積りに反映します。
  • 日程や納品形式など、撮影を進めるための基本的な確認は、どのプランにも含みます。

スタイリング・プロップス・衣装

  • 小物や背景のスタイリングと、アパレルの衣装・着こなしのスタイリングでは、必要な専門性や作業内容が異なります。小物・衣装のレンタルや購入、選定、準備の費用は、内容や数量、手配先、準備期間などによって変わります。

撮影後の編集・レタッチ

  • 色補正、レタッチ、トーン調整、動画編集などの費用は、作業の難易度や工程数に応じて変わります。納品する画像・動画の仕様や、必要な修正作業の内容によっても、作業量が異なります。

特殊効果・合成

  • 特殊なライティングや、合成などの技術を加える場合は、作業量に応じて費用が変わります。

使用条件・権利関係

使用媒体・範囲・期間

  • 写真・動画の使用条件は、広告、Webサイト、SNS、店頭などの使用媒体や、使用範囲・期間によって異なります。

肖像権・モデルの使用条件

  • 人物が写る写真・動画は、肖像権に配慮した利用が必要です。そのため、モデルを起用する場合は、使用条件を出演契約などで取り決めます。

二次利用

  • 当初の契約で定めた用途や使用条件を超えて、写真・動画を別の用途で使用する場合は、契約内容に応じて追加費用や別途許諾が必要になることがあります。

著作権・利用許諾

  • 著作権の帰属や譲渡、写真・動画を利用できる範囲、加工・編集の可否などは、契約内容によって異なります。詳しくは、撮影代行利用規約および個別の契約内容をご確認ください。

品質を左右する要素

撮影の品質は、撮影時間だけで決まるものではなく、次のような複数の要素が関わります。目指す仕上がりによって必要な準備や作業は異なり、それに伴って制作工数や費用も変わります。

撮影時間:被写体や構図に応じて、必要な調整や確認を行う

ライティング:商品の色や質感、形状を適切に表現する

撮影場所:商品やブランドのイメージに合った背景・空間を選ぶ

モデルの選定:商品やターゲットに合ったモデルを起用する

撮影の演出:コンセプトや伝えたいメッセージを、写真・動画で表現する

スタイリング・プロップス:商品や衣装の魅力が伝わるよう、見せ方を整える

撮影後の編集:色補正・レタッチ・トーン調整などで仕上げる

撮影では、商品をきれいに写すだけでなく、使用する媒体やターゲット、伝えたい魅力に応じて、見せ方を考えることが重要です。
ラズスタジオでは、ご予算と目的に合わせて優先する要素を整理し、商品の魅力やブランドの世界観が伝わるよう、撮影内容や制作範囲を調整しながらお見積りします。

そのほかに料金が変わる要素

商品の成形や、形状を整える作業

追加の撮影機材やアシスタントの手配

商品の運送料、旅費交通費

当初のご依頼内容からの変更や追加要望によって発生する、撮り直しや追加カットの撮影、編集・レタッチの追加作業

上記以外にも、撮影内容やご依頼条件によって費用が変わる場合があります。具体的な内容を確認したうえで、お見積りをご案内します。