差別化!衣料品や雑貨を高見えさせる撮影のたった2つコツ
大阪の撮影会社、株式会社ラズスタジオです。
衣料品や雑貨を販売する際には、商品の魅力を最大限に引き出すための撮影テクニックやアイデアが大切です。
特に、オンラインショップで販売する場合は、写真の第一印象で購買意欲が大きく左右されるため、
商品を高見えさせるための工夫が欠かせません。
商品撮影の基本は「シンプルな白壁撮影で、商品を明るく撮影すること」とされております。
それは、商品の魅力をしっかりと伝えるためには欠かせないからです。
しかし、競合他社も同じような撮影をしている場合は、差別化やブランディングがむずかしい場合があります。
そこで、商品が埋もれてしまわないようにやブランディングを図るため、
紹介する2つの撮影のコツを試してみてください。
目次
1. ライティングにこだわる
商品撮影における、明るい撮影は、商品の色や形をしっかりと見せるのには最適です。
その一方で、商品が単調に見えたり、雰囲気のない印象を与えたりしてしまうというデメリットもあります。
例えば、差別化やブランディングのためには少し暗めに撮影することによって、以下のメリットが生まれる場合があります。
- 高級感や上質感を演出する
- 商品の雰囲気やコンセプトを表現する
- 目を引く印象を与える
それぞれ解説してまいります。
1-1.高級感や上質感を演出する
明るすぎると、商品の質感や立体感がわかりにくくなり、安っぽい印象を与えてしまいます。
一方、少し暗めに撮影することで、陰影が生まれ、商品の質感や立体感が強調されることで
高級感や上質感を演出することができます。
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
1-2.商品の雰囲気やコンセプトを表現する
暗い雰囲気は、落ち着きや上品さ、神秘性などを感じさせる効果があります。
そのため、商品の雰囲気やコンセプトを表現したい場合に、少し暗めに撮影すると効果的です。
1-3.目を引く印象を与える
明るい写真は、視線を集めやすいというメリットがあります。
しかし、競合他社も同じように明るい写真を撮影している場合は、差別化が難しくなります。
そのポイントを活用し、反対に少し暗めに撮影することで、視線を集めやすさと差別化を両立することができます。
ただし、暗すぎると商品のディテールがわかりにくくなり、商品の魅力が伝わりにくくなるというデメリットもあります。
そのため、商品の特徴やターゲットに合わせた、適切な明るさで撮影することが大切です。
洗練された雰囲気を求めるターゲット層へは商品をより高級感あるものに見せるため、
ライティングに工夫を施し、自然光を取り入れつつも、シックで上品な雰囲気を演出してみてください。
具体的には、以下の点に注意して撮影するとよいでしょう。
- 商品の質感や立体感がしっかりと伝わる明るさで撮影する
- 商品の雰囲気やコンセプトを表現する明るさで撮影する
- 競合他社との差別化を図りたい場合は、他社とは異なる明るさで撮影する
また、撮影した写真は、さらに明るさや色味を調整することで、より魅力的な写真に仕上げることができます。
2.背景にこだわる
商品撮影における、白壁背景は、商品の色や形をしっかりと見せるのには最適です。
その一方で、商品が単調に見えたり、生活感のない印象を与えたりしてしまうというデメリットもあります。
そこで2つめの差別化のコツが、「白壁背景以外の撮影」です。
自然光や室内照明を活かした撮影で、白壁とは異なる背景に小物を配置した撮影など、
さまざまな工夫をすることで、商品の魅力をより引き出すことができます。
例えば背景の中でも木壁やモルタル壁で撮影するメリットは
- 商品の雰囲気やコンセプトを表現しやすくなる
- 商品に高級感や上質感を演出しやすくなる
- 競合他社との差別化を図りやすくなる
それぞれ解説してまいります。
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
2-1. 商品の雰囲気やコンセプトを表現しやすくなる
白壁は、シンプルで清潔感のある印象を与えますが、商品の雰囲気やコンセプトを表現するには、
物足りないと感じる場合もあります。
一方、木壁やモルタル壁は、温かみや落ち着き、上品さ、サステナブルなど、さまざまな雰囲気を演出することができます。
そのため、商品の雰囲気やコンセプトを表現しやすくなります。
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
2-2. 商品に高級感や上質感を演出しやすくなる
木壁やモルタル壁は、自然の風合いや温かみを感じさせる素材であることから、
高級感や上質感のある素材として認識されています。
そのため、これらの壁を背景にすることで、商品に高級感や上質感といった印象を与えることができます。
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
2-3. 競合他社との差別化を図りやすくなる
白壁は、衣料品や雑貨の撮影でよく使用される背景です。
そのため、競合他社も同じような背景で撮影されており、他社商品の中に埋もれてしまいやすいデメリットが挙げられます。
一方、木壁やモルタル壁は、あまり使用されていない背景です。
そのため、これらの壁を背景にすることで、競合他社との差別化を図りやすくなります。
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
撮影場所:A8 LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)
ただし、木壁やモルタルグレー壁は、白壁に比べて、商品のディテールがわかりにくくなるというデメリットもあります。
そのため、商品の特徴やターゲットに合わせて、適切な背景を選ぶことが大切です。
リブランディングの一環として、ブランドカラーを背景に取り入れることで一体感を生み出します。
これにより、商品がブランドの一部として認識され、他社とは異なる独自性を打ち出すこともできるのです。
まとめ
衣料品や雑貨は、競争が激しい世界です。
リブランディングするにあたってや、他店との差別化を図るためには、
基本のセオリーを逆手にとった撮影アイディアが最近のトレンドとして注目されています。
乱立する商品とは一線を画した撮影をするというのもブランディングや差別化するにあたって重要な要素となっています。
どちらが良いかというのは、原理原則を大切にしつつも、コンセプトやターゲットを元にまずは考えます。
そのうえで競合他者との差別化やその企業のおかれている状況に応じて使い分けるといいでしょう。
ぜひ、これらのコツを参考に、売り上げUPにつながる撮影に取り組んでみてください。
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