撮影時の眼鏡の光の反射を防止するライティングテクニック
大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。
今回のブログでは、人物撮影において、眼鏡を着用されている人が被写体の場合、ストロボ等のライティングの光が眼鏡に写り込んでしまうことがあるとのお悩みの方に向けた記事となっております。
そんな眼鏡の反射を防止するライティングテクニックを、実際の撮影写真と合わせてご紹介いたします。
目次
1.眼鏡の光の反射を防止するには照明の高さと角度を調整する
照明の映り込みをなくす方法は、照明の高さと角度を調整します。
下記写真は、眼鏡に照明が写り込んでしまった状態です。(メガネ上部に反射物あり)
この時の照明とカメラと被写体の位置は下記写真の状態です。
対象方法→カメラと被写体の位置はそのまま。照明を高くし、角度を調整します。
照明を上からあてることにより、眼鏡の反射の映り込みをなくすことができます。
このように、照明の高さと角度を調整することで、映り込みをなくすことができます。
2.写り込む原因は「眼鏡と光の角度の関係」
さて、さきほど簡単な例をご紹介しましたが、
眼鏡にストロボなどの照明の光が写り込んでしまう原因は、眼鏡にストロボの光が当たり、眼鏡から反射した光がカメラが感知してしまうことです。
そのため、写り込みをなくすには照明の高さと角度を調整し、眼鏡からの反射の光をカメラに写し込ませないように設置することで解決します。
原因を知れば、後は対策をして解決するだけですので、今回紹介した方法を基に実践してみてください。
3.【応用編】眼鏡が異なると反射はどうなるか(サングラスの場合)
照明とカメラと被写体の位置はそのまま、サングラスに変更して撮影をしました。
その結果、透明な眼鏡では映り込みは防げましたが、サングラスでは映り込みが発生してしまいました。
つまり同じ照明位置では毎回、反射は防げないということです。
眼鏡とサングラスといった性質の違いによって、照明の角度を高くしただけでは解決できない場合があります。
そこで、対処法として、ストロボ照明に取り付けていたソフトボックスを外し、リフレクターによる天井バウンス(天バン)に変更しました。
その結果、照明の映り込みをなくすことができました。
4.【さらに応用編】サングラスに機材などのや背景の映り込みがある場合
サングラスでの撮影の場合は、眼鏡の反射が透明な眼鏡よりも多いです。照明への映り込みをなくすことはできましたが、よく見ると背景の映り込みが発生しています。
これは、撮影環境の映り込みが発生しています。(例えば、窓や天井)
その対処をするのは、黒ホリ等で撮影します。
黒ホリでは、映り込みの影響がでにくいのです。
- 遮光できる部屋で撮影をし(背景を含めた、さまざまな光による反射をなくすため。)
- 照明の数を1灯増やしました。(照明の高さや角度も調整して設置しました。)
以上の条件に変更して撮影をしたのが下記写真です。
眼鏡の種類や形状によっては写り込んでしまうものが増える場合があります。したがって、状況に応じて照明に使用するアクセサリーやライティング方法、使用するスタジオの環境を変更する必要があります。
4.眼鏡の映り込みを無くして素敵なモデル撮影を!
眼鏡は、機能性だけでなくファッション性も高まっています。
眼鏡もその人の個性そのものです。撮影だからと眼鏡を外してしまわず、しっかりと魅力引き立つ撮影をしましょう。
今回のブログが、眼鏡に照明や光が写り込んでしまう撮影の対策方法を知るきっかけになれば嬉しいです!
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!T