【徹底解説】光沢物の商品撮影における反射・映り込みを抑えるテクニック

商品撮影において、反射や映り込みは商品の質感や色を損なったり、見栄えが悪くなったりする原因となります。

このブログ記事は、光沢商品撮影の課題である反射・映り込みを防ぎ、美しい写真を撮影するため、実際の撮影に取り入れている撮影方法・テクニックを徹底解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

1. 撮影場所と角度

反射しやすい場所を避ける

例えば、室内の窓ガラスや鏡、光沢のある壁など、反射しやすい場所を避けて撮影することで、被写体の映り込みを軽減することができます。

中でも特に、反射しやすいのは、窓やエアコンがあげられます。これらの映り込みは被写体に違和感を生じさせ、商品の品質や信頼に影響を及ぼします。

できる限り撮影場所を窓から遠ざけたり、後述する照明や黒いボードを映りこませるなどして防ぐことが大切です。

角度を変える

反射光や映り込みが写真に写りこまないように、

  • 被写体
  • カメラ
  • 光源(照明)

これらの角度を調整することで、反射光や映り込みを抑えることができます。

構図やアングルの他、光や映っているものなどの撮影環境をしっかり観察してみることが大切です。

2. ライティングや光源

複数方向から光を当てる

被写体に複数方向から光を当てることで、影を減らし、反射を抑えることができます。

主に使用される照明の位置として「左右」「後方」「真上」「正面」が挙げられます。

撮影する商品の形状や質感に応じて使い分けることで、映り込みを防ぐことができます。

<照明位置イメージ図>

ソフトな光を使う

照明そのままの直射光ではなく、ソフトボックスや柔らかい光を使うことで、反射を抑えやすくなります。

ソフトボックスやレフ板、トレーシングペーパーやアートレといった、光を柔らかく拡散させるディフューザーを使用することで、映り込みを抑え、コントロールすることができます。

なお、ディフィーザー、アートレなどを使用して拡散させつつ、光沢物の被写体に敢えてディフィーザーやアートレを映りこませることで、自然な仕上がりにできます。

3. その他

黒いボードや布を使う

被写体の後ろや、反射が気になる部分に黒いボードや布を置くことで、不要な光や反射を抑えることができます。

また敢えて「黒を映りこませる」ことによって、黒い影や境界線、陰影を演出し自然な仕上がりに仕上げることができます。

4.黒ホリゾントスタジオで撮影する

黒ホリゾントとは、黒の背景スタジオのことです。

光沢のある商品撮影に最適で、以下のメリットがあります。

  • 映り込みを防ぐ: 黒ホリゾントは光を吸収するため、商品に他のものが映り込むのをかなり防ぎます。
  • 一体感と奥行きを出す: 黒ホリゾントを使うことで、商品が背景から浮かび上がって見え、奥行きが出ます。
  • 高級感を演出する: 黒ホリゾントは高級感を演出する効果があります。
  • 撮影後の処理の効率化: 黒背景は編集ソフトでの加工が容易で、被写体を背景から分離する作業が簡単になります。

前述した、黒ボードや布よりもスタジオ空間は広いため、様々な商品の大きさを撮影できます。

黒ホリゾントを使うことで、光沢商品を簡単に美しく撮影することができます。上記のポイントを参考に、ぜひ黒ホリゾントを使った光沢商品撮影に挑戦してみてください。

黒ホリゾントスタジオの紹介

「光沢物の商品撮影を成功させたい」とお考えの方には、以下の黒ホリゾントスタジオがおすすめです。

LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)

公式サイト:https://luzz-studio.com/
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/luzzstudio8

黒ホリゾントスタジオ特徴

  •  最大天井高:約3.6m、梁下:約3.2m
  • 角黒ホリゾントで床も壁も黒です。
  • 無料の照明機材とディフィーザー類がスタジオ内に完備しています。
    撮影機材詳細ページ:https://luzz-studio.com/equipment/

スタジオ利用料金:https://luzz-studio.com/price/

お問い合わせ先:https://luzz-studio.com/contact/

5.最後に

編集レタッチにて仕上げる

できる限り撮影時に反射や映り込みを対策しておくことで、撮影後にレタッチする部分も簡易になります。

仕上げは反射や映り込みを消して完成させます。

まとめ

今回ご紹介したテクニックは下記通りです。

  • 反射しやすい場所を避ける
  • 被写体やカメラ、照明などの角度を調整する
  • 複数方向から光を当てる
  • ソフトな光を使う
  • 黒いボードや布を使う
  • 黒ホリゾントスタジオで撮影する
  • 撮影後、編集・レタッチにて仕上げる

 

ぜひ、これらの商品撮影における反射・映り込みを抑えるテクニックを参考に、より良い商品撮影に活かしてください。

 

ブログ執筆・運営会社について

株式会社ラズスタジオは、大阪の撮影会社です。
プロの技術でお客様の大切な商品の売り上げアップに、撮影を通じてサポートいたします。

株式会社ラズスタジオ https://www.luzzstudio.com/
〒541-0053 大阪府大阪市中央区本町1丁目2番1号本町リバーサイドビル8F

系列スタジオ

・【大阪・南堀江】A8LUZZ STUDIO(エーハチラズスタジオ)

木壁やコンクリート壁といった、おしゃれでクリエイティブな撮影に対応できるスタジオ

店舗名: A8(エーハチラズスタジオハウスヨンマルニ)
HP:https://a8luzzstudio.com/(別タブで開く)
住所:〒550-0015大阪府大阪市西区南堀江2丁目9番13号8 STAR BLD.(エイトスタービル) 5階
【Googlマップで見る】(別タブで開く)
利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)

 

・【大阪・西区】 haus402(ハウスヨンマルニ)

洗練された家具が豊富のおしゃれなハウススタジオ

店舗名: haus402(ハウスヨンマルニ)
HP:https://haus402.com/(別タブで開く)
住所:〒550-0022大阪府大阪市西区本田1丁目8−15生起ビル4階 402号室
【Googlマップで見る】(別タブで開く)
利用料金:プランごとに異なる。料金を見る(別タブで開く)

living505(リビングゴーマルゴ)

生活、自然光をテーマのハウススタジオでリビングやキッチン、バスルーム、サニタリーの撮影場所として撮影に使用しています。

※本スタジオはレンタルは行っておりません。

リビングゴーマルゴの詳細を見る(新しいタブで開きます)

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