【誰でも簡単にスタジオで物撮り!】ストロボ1灯で、自然光を演出してみた。

物撮りを行う際、オススメしているのが自然光を使った撮影です。

明るい太陽光は、室内の蛍光灯よりも商品そのものの色を映えさせ、素敵に演出をしてくれます。
100の価値ある商品が、写真一つで何倍もの価値のあるものに見えたりと、より商品の魅力を伝えることができます。

しかし、撮影に適した自然光はいつでもあるわけではありません。
太陽は常に動き続けており、1分1秒で変わりゆく日差しに、振り回されることもしばしば…。
自然光ならではの面白さでもあり、デメリットでもあります。

今回のブログは、そんな自然光風の光で撮影したい方に向けて、誰でも気軽に挑戦できるストロボ1灯によるライティング方法について解説してまいります。

※あくまで自然光”風”の方法のご紹介とともに、「絶対にこの方法じゃないとダメ!」という方法ではなく「こうすると、もっとよく撮れるよ!」という方法のご紹介です。なので、是非このブログを参考に様々な方法にチャレンジしていただけると嬉しいです!!  

1.自然光を再現するために使用するストロボ

今回の使用するストロボは

  • GODOX SK400Ⅱ です。
モノブロックの写真

GODOX SK400Ⅱ

こちらのモノブロックストロボはLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)にて無料貸出備品としてお貸出ししています。
お持ちのストロボでも参考にできる方法ですので、ご安心くださいませ。
また、ストロボはカメラ本体に装着するのではなく、オフストロボでの使用を前提に解説してまいります。

1-1.ストロボを使用する理由

ストロボを使用する理由としては、太陽光の特徴である「はっきりとした光と影」を再現するため、定常光などの照明機材よりも強い光を扱う必要があるためです。
また、物撮りでは細部へのピントにも気を配るため比較的F値を絞っての撮影を行います。そのため、絞ったF値でもしっかりと感知する強い光を必要とするためです。

2.自然光を再現した物撮り撮影事前準備編

2-1.物撮りでストロボで自然光を再現するためにあらかじめゴールを決めておく

ストロボで自然光を再現するために、なによりもまず必要なものは、最終的写真のゴールイメージです。 その商品をどのように撮影したいかを、言葉でもイラストでもなんでも構いません。きちんとアウトプットしておくことが大事です。そのなかでもアウトプットしておくといい要素としては

  • 写真全体の明るさ
  • 影をつけるかつけないか。付ける場合の影の濃さ

この2点はアウトプットしておくことをオススメします。 理由としては、ストロボは自分の思い通りに操ることができます。その反面、あれもこれもと様々な方法があり、どれも正解なのです。 そんな中で撮影当日に試行錯誤をしているうちに、理想の写真が撮影できず時間切れ…。なんてことが発生してしまうからです。

2-1-1.普段から自然光を観察することをオススメします

普段の日常生活の中で、意識的に太陽光の明るさや影のうつろいを観察することをオススメいたします。

例えば、朝の外の様子と、夕方の外の様子とでは同じ自然光と言っても、
朝は青白い光で、夕方ごろはオレンジがかった光。
朝と夕方にできる影は長いけれど、お昼の太陽が頭上にあるときは影は短い。などなど。
人間の目で見るだけでも、自然光といわれる太陽の光の印象というのは刻一刻と変わっていきます。
この変わっていく印象をインプットしていれば、いざストロボで撮影を行う際の引き出しとなって大活躍してくれます。

3.自然光を再現した物撮り撮影実践編

3-1.カメラの設定のオススメ

カメラ本体のオススメの環境は

  • F値8.0以上の絞り
  • 三脚を使用
  • 焦点距離50~90ⅿⅿ程度

以上の3点をオススメします。 理由としては、

  • F値8.0以上の絞り

F値を絞ることで、商品全体にピントが合うように調整します。

  • 三脚を使用

F値を絞り、暗くなってしまった背景を起こすため、シャッタースピードを遅くしないといけない場合があるため三脚の使用をオススメします。

  • 焦点距離50~90ⅿⅿ程度

焦点距離はゆがみの少ない50~90ⅿⅿの単焦点(マクロ)レンズ、もしくは相応のF値を持つ標準ズームレンズをオススメします。 ※撮影するカメラや商品、環境によって異なりますので、あくまでの参考としてくださいませ。

3-2.ストロボの設定のオススメ

今回使用するストロボ1灯にはソフトボックスやアンブレラなどの照明アクセサリーを付けずに撮影を行いました。

理由としては、照明アクセサリーを付けずに撮影を行うと、はっきりとした影が出来上がります。

このはっきりとした影が、晴れの日を彷彿とさせてくれると考えたためです。

↓自然光のイメージはコチラを参考に↓

自然光撮影スタジオLUZZ STUDIO、初夏(6月)の室内写真【関西・大阪市】

3-3.撮影するスタジオの照明はOFFにしましょう

撮影を行うスタジオの室内照明はOFFにすることをオススメいたします。

理由は、蛍光灯のライトの色とストロボ色という異なる色味の照明が存在してしまうと、ミックス光という環境になります。
このミックス光で撮影した写真は色味にブレが発生してしまうおそれがあります。
撮影スタジオで、ストロボを使用する際に特別な理由がない場合はストロボ以外の照明をオフにすることをオススメします。

4.ストロボの位置を決める

カメラと、ストロボの基本が整い次第、ストロボの場所を決めていきます。

まずは被写体に対して、ストロボをどこに配置するかを決めます。正面から当てる順光、被写体の横から当てるサイド光、被写体の後ろから当てる逆光。これらの位置を決めます。 順光、逆光、半逆行など照明の位置関係 自然光を演出する物撮りではサイド光・半逆光がオススメです。

理由としては、立体的に見せるための影と合わせて、自然光を彷彿とさせる影が変わりやすいためです。 他の逆光や順光などの位置が決してふさわしくないわけではなく、それぞれの位置には特徴がありM商品や演出によってその場所は様々なので、是非ご興味のある方は挑戦してみてくださいませ。

4-1.照明位置による印象の変わり方

実際に、撮影してみました。カメラの設定、ストロボの設定は同じ。照明の位置だけを変更しました。

サイド光と半逆光の良さをお伝えするために、半順光・サイド光・半逆光のお写真をお見せいたします。
ちなみにですが、この日の撮影した日は、1日中雨が降り注ぐお天気のなかでの撮影でした。

4-1-1.半順光で撮影した物撮り写真

半順光で撮影したアクセサリー 全体が明るく撮影されています。光が行き届き、商品の色味特に綺麗に表されています。 イメージとしては、お昼時の自然光のようです。ただ、影があまりついておらず、自然光というよりは、曇り空で撮影したようなイメージに仕上がりました。

4-1-2.サイド光で撮影した物撮り写真

商品全体を明るく照らしながら、商品一つ一つのパーツに陰陽がつきました。影の印象が濃くなり、パーツ一つ一つの立体感がよく表れています。 窓から差し込む光を彷彿とさせ、クリアカラーのパーツの色が影にも映り込んでいます。

4-1-3.半逆光で撮影した物撮り写真

より立体感が強調されました。、商品一つ一つのパーツに陰陽がつきました。
影の印象が濃くなることで、パーツのこまかなデザイン部分までよくわかるようになりました。
影の付き方も、3パターンの中では一番濃く出ます。

このように、位置を変えるだけでガラリと印象が変化します。この3つのどれかが正解!!というわけではありません。 この3か所の場所えおベースに、イメージに合った場所で撮影をしましょう!

2.ストロボの高さと角度を決める

照明の位置が決まればストロボの高さを決めます。
ストロボの高さで、影の出方や角度を調整することができます。
基本のスタートは、被写体に向かって斜め45度をベースに調整するのをオススメします。
被写体に平行に近いほど、影は伸び、被写体に対して角度をつけていくと、影は短くなります。

3.ストロボの光量を決める

位置と高さと角度を決めたらストロボの光量を調整します。
ストロボの光量を調整しながらカメラの設定も必要に応じて微調整を行っていきます。

3-1.ストロボと商品の距離でも調整可能

ストロボの光量は、本体の設定やカメラの設定だけではなく、カメラと照明との距離でも調整が可能です。

近づけると光は強くなり、離すと弱くなります。 但し、距離を調整すると、高さと角度で決めた影の角度に変化が起きますので、合わせて微調整を行ってください。

以上までの設定が完了すれば、およそ80%の設定が完了しました。
残りの20%は撮影をしながら微調整を行っていく、作業が始まりますので、理想の1枚になるよう、楽しく撮影を行ってまいりましょう!

4.まとめ

今回のブログは、そんな自然光風の光で撮影したい方に向けて、誰でも気軽に挑戦できるストロボ1灯によるライティング方法について解説してまいりました。

ストロボ撮影と聞くと、「難しそう…」という意識が芽生えがちですが、一度挑戦をしてみると、着々と自分の思い描いた写真に仕上がっていく楽しさと喜びはひとしおです。

さらに今回は1灯での撮影でしたが、例えば映り込みのしやすいガラスや透明な商品などは、1灯だけではなく2灯、3灯とまるで絵を描くようなシビアな照明セッティングの方法もあったりと、物撮りと言ってもその方法は多岐にわたります。

是非気軽に始められる1灯ライティングの撮影に挑戦してみてはいかがでしょうか?

このブログが、そんなきっかけになればとても嬉しいです!!  

 

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それでは、今回の記事はここまで。

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!

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