スタジオ撮影初心者にオススメの撮影機材6種類を撮影事例とともにご紹介
2024.03.04 タイトル変更・文章修正・系列スタジオ追加
大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、株式会社ラズスタジオです。
スタジオ撮影に挑戦したいけれど、機材や照明の使い方で迷っていませんか?
特に初心者の方にとって、スタジオ撮影は準備から撮影まで、不安なことがたくさんありますよね。
「どんな機材を選べばいいの?」 「照明はどうやって使えばいいの?」 「イメージ通りの写真が撮れるかな?」
そんな疑問にお答えするために、今回の記事では、スタジオ撮影のオーナーが、初心者の方におすすめの機材を6種類ご紹介します。
こんな方にオススメ
- スタジオ撮影に挑戦したい方
- 機材や照明の使い方を知りたい方
- イメージ通りの写真を撮りたい方
目次
1.スタジオ撮影にオススメの撮影機材6種類
スタジオ撮影初心者の方にオススメの機材は以下の6つです。
- ストロボ
- 定常光ライト
- ソフトボックス
- アンブレラ
- レフ板(カポック)
- 背景紙(カラーバック紙)
それぞれの特徴を撮影事例と合わせて説明します。
①ストロボ
ストロボを使うことで、環境や天候に左右されず、撮影の幅を広げることができます。
ストロボは、太陽に近い強さの瞬間光(フラッシュ光)の照明で、撮影における太陽の代わりとなります。
そんな太陽と異なるのが、位置や場所、光の強さをコントロールすることができます。
つまり、雨の日や、曇りの日でも、ストロボを使用することで
晴れた日の太陽の光のような環境を再現することが可能になります。
もしストロボがない場合だと、
- 太陽光が差し込む撮影スタジオを探す必要がある。
- 晴れた日にしか撮影ができない。(撮影当日にスタジオをキャンセルする可能性)
- 撮影時間(シャッターチャンス)が限られる。 等
このような制約や懸念点が生まれてしまいます。
スタジオ撮影は屋外と違い、雨の日でも撮影ができる環境だからこそ、
光をコントロールして天候に左右されず、表現を可能にしてくれるストロボを活用して撮影の幅を広げましょう!
上記撮影場所 LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)の白ホリゾント
②定常光ライト
スタジオ撮影で定常光ライトをオススメするのは、こちらもストロボ同様に、光をコントロールして自分の思うように表現できます。
ストロボとの大きな違いは2点あります。
・カメラとの接続が不要なこと。
・瞬間光(フラッシュ光)ではなく、常に光り続ける照明であること。
があげられます。
例えば、下記写真は定常光ライトを使用して撮影した写真です。
定常光ライトを使った撮影では、シャッターを切る前に
- 「どういった明るさなのか」
- 「どういう影ができるのか」
といった状況を目で確認することができるのが最大の特徴です。
また、ストロボと違って、カメラとの接続が不要なので、
「照明を使った撮影をひとまず経験したい!」
というかたにもおすすめの照明機材です。
<定常光ライト(LED照明)を使った撮影風景>
③ソフトボックス
ソフトボックスは
- ストロボや定常光の強すぎる光を拡散し、柔らかくする
- 光の差し込む方向性を直感的にコントロールができる
といった、ストロボ(もしくは定常光ライト)の光の質感を調整する、ディフューザーの一種です。
ソフトボックスを使うと、光を柔らかくしながら、直線的な光に変化させることができ、
「照明を使って撮影をしました」という印象を、柔らかな印象に変化させて撮影することができます。
<ソフトボックスを使用した撮影事例>
上記撮影場所 LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)の白ホリゾント
また直線的な光は、黒背景撮影などで、背景に光を届けず、被写体にだけ光を当てたい場合など、
光の方向性をコントロールしやすい。のがソフトボックスの特徴といえます。
上記撮影場所 LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)の黒ホリゾント
このように、ソフトボックスを使うことで、ストロボや定常光の強すぎる光を拡散し、柔らかくしながら、直線的にコントロールができることで撮影したいイメージを作り上げることができます。
ソフトボックスのより詳しい使い方についてはコチラの記事で紹介しております。(新しいタブで開きます)
→【初心者向け】 ストロボを使ったポートレート撮影の苦手克服方法をご紹介~ソフトボックス編~
④アンブレラ
アンブレラもソフトボックスと同じ、ディフューザーの1種です。
光を柔らかくする機能性は同じなのですが、異なるのは光の広がり方が、広範囲に広がるという点です。
ソフトボックスが直線的に光を拡散するのに対し、アンブレラは円周上に光を拡散させるので、
全体に満遍なく光を拡散させます。
例えば、アンブレラを使用すると、
広範囲に拡散された光によって、明るい部分と暗い部分との明るさの差を小さくすることができます。