【初心者向け】 スタジオ撮影にオススメ!撮影機材6種類を撮影事例とともにご紹介
2023.03.11 一部文章リライト・画像変更
大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、株式会社ラズスタジオのフォトグラファー・綾です。
スタジオ撮影って、
- どうすればうまく撮影できるのだろう?
- みんな照明や機材を使っているけれど、どう違うのかな?
という疑問を持っていませんか?
特にスタジオ撮影の初心者の方は、「どんな感じで準備をしたり」、「照明を使って撮影をすればいいのかイメージしにくい。」「機材の違いがわからない」とお思いの方も少なくないと思います。
そんな疑問にお応えできるよう、今回の記事では、撮影スタジオのオーナーが
初心者の方にオススメの撮影機材を
- スタジオ撮影初心者にオススメの機材6種類
- オススメの機材を使用した実際の撮影事例
といった内容でご紹介してまいります。
目次
1.スタジオ撮影にオススメの撮影機材6種類
スタジオ撮影初心者の方にオススメの機材は以下の6つです。
- ストロボ
- 定常光ライト
- ソフトボックス
- アンブレラ
- レフ板(カポック)
- 背景紙(カラーバック紙)
それぞれの特徴を撮影事例と合わせて説明します。
①ストロボ
ストロボを使うことで、環境や天候に左右されず、撮影の幅を広げることができます。
ストロボは、太陽に近い強さの瞬間光(フラッシュ光)の照明で、撮影における太陽の代わりとなります。
そんな太陽と異なるのが、位置や場所、光の強さをコントロールすることができます。
つまり、雨の日や、曇りの日でも、ストロボを使用することで
晴れた日の太陽の光のような環境を再現することが可能になります。
もしストロボがない場合だと、
- 太陽光が差し込む撮影スタジオを探す必要がある。
- 晴れた日にしか撮影ができない。(撮影当日にスタジオをキャンセルする可能性)
- 撮影時間(シャッターチャンス)が限られる。 等
このような制約や懸念点が生まれてしまいます。
スタジオ撮影は屋外と違い、雨の日でも撮影ができる環境だからこそ、
光をコントロールして天候に左右されず、表現を可能にしてくれるストロボを活用して撮影の幅を広げましょう!
②定常光ライト
スタジオ撮影で定常光ライトをオススメするのは、こちらもストロボ同様に、光をコントロールして自分の思うように表現できます。
ストロボとの大きな違いは2点あります。
・カメラとの接続が不要なこと。
・瞬間光(フラッシュ光)ではなく、常に光り続ける照明であること。
があげられます。
例えば、下記写真は定常光ライトを使用して撮影した写真です。
定常光ライトを使った撮影では、シャッターを切る前に
- 「どういった明るさなのか」
- 「どういう影ができるのか」
といった状況を目で確認することができるのが最大の特徴です。
また、ストロボと違って、カメラとの接続が不要なので、
「照明を使った撮影をひとまず経験したい!」
というかたにもおすすめの照明機材です。
<定常光ライト(LED照明)を使った撮影風景>
③ソフトボックス
ソフトボックスは
- ストロボや定常光の強すぎる光を拡散し、柔らかくする
- 光の差し込む方向性を直感的にコントロールができる
といった、ストロボ(もしくは定常光ライト)の光の質感を調整する、ディフューザーの一種です。
ソフトボックスを使うと、光を柔らかくしながら、直線的な光に変化させることができ、
「照明を使って撮影をしました」という印象を、柔らかな印象に変化させて撮影することができます。
<ソフトボックスを使用した撮影事例>
また直線的な光は、黒背景撮影などで、背景に光を届けず、被写体にだけ光を当てたい場合など、
光の方向性をコントロールしやすい。のがソフトボックスの特徴といえます。
このように、ソフトボックスを使うことで、ストロボや定常光の強すぎる光を拡散し、柔らかくしながら、直線的にコントロールができることで撮影したいイメージを作り上げることができます。
ソフトボックスのより詳しい使い方についてはコチラの記事で紹介しております。(新しいタブで開きます)
→【初心者向け】 ストロボを使ったポートレート撮影の苦手克服方法をご紹介~ソフトボックス編~
④アンブレラ
アンブレラもソフトボックスと同じ、ディフューザーの1種です。
光を柔らかくする機能性は同じなのですが、異なるのは光の広がり方が、広範囲に広がるという点です。
ソフトボックスが直線的に光を拡散するのに対し、アンブレラは円周上に光を拡散させるので、
全体に満遍なく光を拡散させます。
例えば、アンブレラを使用すると、
広範囲に拡散された光によって、明るい部分と暗い部分との明るさの差を小さくすることができます。
このようにアンブレラを使うことで、ストロボや定常光の強すぎる光を柔らかくし、広範囲に広がる光として自由自在にコントロールすることができます。
アンブレラのより詳しい使い方についてはコチラの記事で紹介しております。(新しいタブで開きます)
→【初心者向け】 ストロボを使ったポートレート撮影の苦手克服方法をご紹介~アンブレラ編~
⑤レフ板・カポック
レフ板を使うことで、被写体にかかる影を薄くしたり、逆に被写体の影をより濃くすることで最終的な撮影イメージの仕上げを行うことができます。
照明を使うほどではないけれども、影を薄くしたい場合
などに、照明と被写体を挟み込むようにレフ板やカポックを設置することで、
光を反射し、その反射した光が影を薄くするという仕組みだからです。
下記写真は被写体の両サイドにカポックの白色の面を設置し、光をまんべんなく反射させて明るさの底上げと、影を調整しています。
また、レフ板・カポックをつかってあえて光を遮り、影を作ることもできます。
このように効果的にレフ板を使うことで、被写体にかかる影を薄くしたり、逆に被写体の影をより濃くすることで最終的な撮影イメージの仕上げ調整を行うことができます。
⑥背景紙(カラーバック紙)
背景紙(カラーバック紙)を使用することで、撮影のシチュエーションを変更できるだけでなく、フラットな背景で被写体を綺麗に浮き上がらせることができます。
背景紙(カラーバック紙)には様々なカラーがあり、
カラーによる撮影イメージの底上げをすることができます。
このように、背景紙(カラーバック紙)を使用することで、
- 撮影のシチュエーションを変更できる
- フラットな背景で被写体を綺麗に浮き上がらせることができる
まさにスタジオ撮影ならではの撮影機材と言えます。
5.まとめ
スタジオ撮影初心者の方にオススメの機材として
- ストロボ
- 定常光ライト(LED照明)
- ソフトボックス
- アンブレラ
- レフ板(カポック)
- 背景紙(カラーバック紙)
以上6種類を紹介致しました。
スタジオ撮影は、天候や時間に左右されずにいつでも撮影ができる場所です。
それはすなわち、「自分の撮影したいイメージを作り上げて撮影する場所」とも言えます。
そのための必要な手段・方法として、カメラマンはこれらの撮影機材を使用しています。
つまり、どれを使ったから正解、どれを使ったら間違い、というわけではなく、各機材の特徴を理解した上で、「自分の撮影したいイメージを撮影するための機材」として選ぶことが大切です。
今回の撮影事例を参考に自分に合った撮影機材が見つかりますことを願っております。
6.実際にスタジオ撮影で撮影機材を使用したくなった方へ
この記事を読んで、スタジオで、撮影機材を使用した撮影に挑戦してみたくなった方へ
大阪・本町にあります レンタル撮影スタジオ LUZZ STUDIO(ラズスタジオ)では(クリックしてもらうと、以下の写真のスタジオHPになります)
- ストロボ
- 定常光ライト
- ソフトボックス
- アンブレラ
- レフ板(カポック)
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!T