【アンブレラとソフトボックスの“光の広がり方”解説】撮影画像あり!初心者カメラマン向け

2024年5月9日更新 リンク先追加

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カメラマンにとって、写真を撮る上で最も重要な要素の一つは光です。

光の選択は、写真の品質やスタイルに大きな影響を与えます。

カメラマンにとって、アンブレラとソフトボックスは光を制御するための重要なツールです。

この記事では、アンブレラとソフトボックスの違いと、それぞれの特徴について詳しく解説します。

1.アンブレラとソフトボックスの違い

アンブレラとソフトボックスの光の広がり方についての基本的な違いについて解説します。

1-1.アンブレラの特徴

アンブレラは光を広げ、周囲に均等に散乱させる特徴があります。
柔らかな光が広範囲に広がることから、被写体を均一に照らすのに適しています。

広い範囲をカバーするため、被写体と光源の距離が近くても柔らかな陰影を生み出すことができます。

1-2.ソフトボックスの特徴

アンブレラと同様に柔らかな光を提供しますが、光を制御し、特定の方向に指向させる特徴があります。
光のコントロールがしやすく、被写体に特定の陰影やハイライトを生み出すのに適しています。

どちらを選ぶかは、撮影の目的や被写体に応じて異なります。

2.アンブレラとソフトボックス「光の広がり方」を比較

実際に、アンブレラとソフトボックスの光の広がり方の違いについて撮影写真を比較してみましょう。

<撮影条件>

  • カメラの設定:ISO:100、シャッタースピード:1/25、F値:5.0
    (このカメラの設定はストロボの光のみを写真に映し出す為の数値として設定)
  • ストロボの光量:1/8固定
  • ライトスタンドの軸位置を動かさず撮影。

 

2-1.アンブレラの光の広がり方

アンブレラの光の届き方

被写体や壁も含めてアンブレラから写真端まで広範囲に柔らかい光が広がっています。

このように、光源が広がることから、広範囲に光を散乱させる特徴があります。

これにより、柔らかな光が被写体に当たり、陰影が柔らかくなる特徴があります。

 

アンブレラの材質での違い(ホワイトとシルバー)

ディフューザーのアンブレラには主に3つのタイプがあります。それぞれの特徴は下記通りです。

  1. 透過アンブレラ
    光を柔らかく拡散させ、被写体に均一な光を提供。
  2. ホワイトアンブレラ
    柔らかい均一な光を生成し、被写体に明るさをもたらす。
  3. シルバーアンブレラ
    高コントラストで鮮明な影を作り出し、被写体に立体感を与える。

 

その中からホワイトとシルバーの比較を行いました。

ホワイトアンブレラとシルバーアンブレラの光の広がり方の違い

ホワイトアンブレラは、柔らかい均一な光を生成し、被写体に自然な明るさをもたらしています。

一方、シルバーアンブレラは、光源の効率的な反射を実現し、被写体に高コントラストで鮮明な影を与え、被写体の立体感や輪郭を強調しています。

このように、同じアンブレラでも材質が変わることで、光の広がり方が変わります。

 

2-2.ソフトボックスの光の広がり方

ソフトボックスの光の届き方

アンブレラと同様に柔らかな光を提供しますが、被写体や壁も含めてソフトボックスからは特定の範囲にのみ光が広がっています。

このように、ソフトボックスは特定の範囲、方向に光を広げることから、方向性を調整できる特徴があります。

れにより、被写体に詳細な陰影やハイライトを生み出すことができます。

 

グリッドを使用することで、より方向性を絞ることができる

ソフトボックスでは、グリッドを使用することで、より光の広がり方を狭めることができます。

グリッドをつけたソフトボックス長方形とソフトボックスオクタゴンの比較写真

このように、ソフトボックスはグリッドの使用によって、より細やかな光の方向性をコントロールできます。
特定のスタイルや効果を調整しながら作り出すことができます。

 

2-3.正面から見た、光の広がり方の違い

より、理解を深めるために、今度は照射部分を真正面から撮影した写真を比較しても

アンブレラは、照明をセットしている後ろの壁が薄いグレーになっており、広範囲に光が広がり、部屋全体に光が回ります。

それに対し、ソフトボックスは照明が向いている方向に向かってのみ光が届いていることがわかります。

(左:アンブレラ、右:ソフトボックス)

正面から見た、アンブレラとソフトボックスの光の違い

 

3.ソフトボックスかアンブレラ、どちらを選ぶかアドバイス

アンブレラとソフトボックスの選択にあたっては、以下のポイントを考慮すると良いでしょう。

1.広がり方と柔らかさ

アンブレラ:アンブレラは光を広範囲に散乱させ、柔らかな陰影を生み出すのに適しています。被写体に対して均一で柔らかな光を提供します。柔らかな光が求められるシーンや複数人の撮影にも適しています。

ソフトボックス:ソフトボックスは光の指向性が高く、光をより制御しやすくします。光源からの距離に応じて陰影の強さやハイライトを調整でき、被写体に対しての光をを調整することができます。陰影が求められるようなアーティスティックな写真を撮影するのに適しています。

2.撮影スペースと設置

アンブレラ:アンブレラは設置が簡単で、取り扱いが比較的容易です。狭いスタジオスペースや時間が限られているようなシチュエーションに適しています。

ソフトボックス:ソフトボックスは設置にスペースと時間を要し、取り扱いに慣れが必要です。大規模なスタジオでの撮影や、制御された環境での撮影に向いています。

3.将来の成長を考える

長期的な視点で考えて、将来的にプロの撮影に進むか、趣味として楽しむかも考慮しましょう。

プロのカメラマンになる意向がある場合、ソフトボックスの方が制御性が高く、プロの撮影に適しています。アンブレラは学習と実験には適していますが、将来的な成長を考えると、ソフトボックスの投資も検討する価値があります。

 

これらのポイントを考慮して、光の広がり方に応じたアンブレラまたはソフトボックスを選択することが重要です。撮影の目的、被写体、環境、個人のスタイルに合わせて最適な光源を選びましょう。

4.まとめ

以上、アンブレラとソフトボックスの違いを解説してまいりました。

光の広がり方を知ることで、ご自身の撮影を行う環境やイメージに沿ったアイテムの選択が可能となり、照明を使った撮影の深みにはまり撮影が楽しめます。

 

また、アンブレラとソフトボックスを実際に試してみることをおすすめします。

友達や同じ趣味を持つカメラマンから借りてみるほか、レンタル撮影スタジオの中には、レンタルサービスで試用することができます。自分の撮影スタイルや好みに合った光源を見つけるために、実践を通じてどちらが自分に合うかを確認してみるのもおすすめです。

実際に試してみることは、将来の撮影スキルの発展に影響することでしょう。

 

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