ストロボをワイヤレスで操作!GODOX XT16の使い方をご紹介!
2023年10月16日 リンク更新
大阪市中央区本町、大阪メトロ堺筋本町駅徒歩3分にあります、撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。
今回のブログは、ストロボを有線ではなく無線で使用できるワイヤレストリガーの「GODOX XT16」についてご紹介してまいります。
※より新しい記事はレンタル撮影スタジオのラズスタジオのHP、ブログでも紹介しております。
↓新しい記事【初心者向けガイド】GODOXストロボを無線で使用する設定方法についてわかりやすく解説
https://luzz-studio.com/blog/godox-strobe-wireless/
目次
1.GODOX XT16とは
1-1.ストロボを無線で遠隔操作できます
GODOX XT16はカメラに装着し、カメラから離れた場所にあるストロボをシャッターに合わせてフラッシュ発光させる為に使用する機械です。
1-2.GODOX製のストロボの操作が可能。他社ストロボも条件によって使用可能。
接続可能なストロボは基本的にはGODOX製のストロボです。
しかし、別売りの受信機を合わせて使用することでGODOX製以外のストロボの使用も可能になります。
2.GODOX XT16の特徴
2-1.直感的な操作が可能、比較的簡単に操作が可能
作りは極めてシンプルな作りで、チャンネルとガイドナンバーをストロボ側と合わせるだけで誰でも簡単に使用が可能です。接続後も光量調整やガイドナンバーの変更もほぼワンタッチに行えます。
また、使用する電力も単三電池2本。充電式電池も使用できます。
2-2.ホットシューの接続端子させ合えばカメラメーカー問わず使用可能
GODOX XT16はカメラのホットシューに取り付けて使用します。
ホットシューは基本的な一眼レフカメラやミラーレスカメラ、一部のコンパクトデジタルカメラにも搭載されています。
このホットシュー部分に差し込み、固定をして使用します。
GODOX XT16のホットシュー接続部分を見ると真ん中に丸い点があります。
この丸い点が接する部分のあるホットシューであればカメラメーカー問わず使用可能です。大体ほとんどのカメラのホットシューには存在しております。
一部カメラでは非対応のカメラがあります。
しかし、一部の一眼レフカメラのホットシューの中にはこの丸い点の部分にあたる電子接続の無いカメラがあります。そういったカメラの場合は、申し訳ないのですが、使用することができません。
必ずご自身でお持ちのカメラのホットシュー部分を確認してくださいませ。
2-3.無線なので、ケーブルによる危険や距離の制限が無い
ストロボはカメラのシャッターを切った際に光る瞬間光として機能するため、カメラとの接続が必要不可欠です。この接続方法としては、カメラとストロボをケーブルでつなぐことが一般的でした。
しかし、撮影現場においてケーブルは足をひっかけてしまったり、ふとした拍子に抜けてしまうといった、思わぬ事故やトラブルの原因でした。また、ケーブルの長さの制限があることから、ストロボとカメラの設置距離の制限に繋がるといった欠点もあります。
そんな思わぬ事故やトラブルをなくすため、ケーブルを使用せずに接続が可能な無線接続を行う際に使用するのがこのGODOX XT16です。
このような特徴をもった、ストロボ初心者の方でも比較的に簡単に使用できるストロボトリガーです。
3.GODOX XT16各ボタンについて
ここからは、GODOX XT16の各種ボタンについて解説してまいります。
①電源ボタン
電源ボタンは、本体液晶画面向かって、左側の側面にあります。上がオン、下がオフです。
②液晶画面
商品名XT16とGODOXのロゴの間にある液晶画面に、設定数値や状況がうつされます。XT16を使用する上で一番お世話になる画面です。
③GN(ガイドナンバー)ダイヤル
右上のダイヤルがGNダイヤルです。本体にはPOWERと書かれていますがこれは無視で構いません。
ストロボごとに設定したガイドナンバーを選択するダイヤルです。
接続先のストロボのガイドナンバーがAの場合、ダイヤルをAにあわせることで遠隔での操作が可能になります。
③-1ガイドナンバーの設定の基本
〜ストロボを2台使用する場合〜
1台目→A、2台目→B
というふうに設定することで1台ずつ光量の調整が可能になります。
Aに設定したストロボの光量を調整したいときはAにダイヤルを合わせて光量調整を行うことで、Aのストロボのみ光量が変わり、Bの光量は変わりません。
Bに設定したストロボの光量を調整したいときはBにダイヤルをあわせる。といった風に、それぞれ個別に設定を行うことができます。
XT16では、A〜F、0〜9までの合計16の選択が可能なため、最大16台のストロボとの接続が可能になります。
④チャンネルスイッチ
ストロボことに設定したチャンネルを合わせる際に使用するスイッチです。このチャンネルがストロボ側と合うことで無線接続が可能になります。
左から1、2、3、4とふられており、写真のように4つすべてのスイッチが下に下りている状態で「チャンネル1」です。
このチャンネル設定についてですが、すこしややこしくなっております。
このように、スイッチの切り替えの組み合わせでチャンネルが変わります。4X4で16チャンネルの設定が可能です。
基本的にXT16を使用する際はこのチャンネルスイッチはすべて下に降ろし、「チャンネル1」として使用することをおすすめします。
④-1.チャンネル設定の基本
使用するストロボとXT16のチャンネルは全て同じチャンネルを設定します。
チャンネル設定が合わなければ無線接続はできません。
必ずすべてのストロボのチャンネルとXT16のチャンネルは合わせましょう。
⑤SETボタン
特別な事情かない限り基本使わないボタンです。
長押しをすることで、光量の表示形式を変更することが可能です。
液晶画面に表示される光量の表示が「5.0」や「1.0」といった数字になった場合、長押しすることで「1/1-1/16」の表示に戻ります。