撮影スタジオでの自然光ポートレートのコツを撮影スタジオ店長が解説
皆様こんにちは。LUZZ STUDIOの店長・綾です。
祝!長かった2020年の梅雨明け宣言が大阪でも宣言され、笑顔の店長です。
今回のブログは、まさに梅雨明けのブログに相応しい、撮影スタジオでの自然光撮影のコツについてご紹介してまいります。実際の自然光撮影の事例も掲載しております。
これから続く暑い季節。なんといっても撮影スタジオは冷房が効いて涼しい室内での撮影が行えます。
「自然光に勝る光はない」といわれる、日光に恵まれる季節、自然光差し込むスタジオ撮影は素敵な作品を作れます。熱中症などのリスクを減らしながら快適に作品撮影やポートレート撮影をしましょう。
このブログを読むことで、
・自然光差し込む撮影スタジオでの撮影のコツ・ポイント
・室内での自然光撮影をより楽しむ方法
を知ることができます!
目次
1.自然光撮影スタジオの窓配置を確認
自然光が差し込む撮影スタジオを選ぶ際のポイントはまず窓の位置を確認しましょう。窓の位置によって、スタジオの利用する時間帯が関係してくるからです。
太陽は東から登って西に沈みます。
具体的に、当LUZZ STUDIOは西側と東側に窓がそれぞれ5mずつあります。そのことから
- 午前は東から自然光が差し込む
- 太陽が真上に位置する11~13時頃は明るさは広がりますが、日差しは差し込まない
- 午後は西から自然光が差し込む
このように、スタジオに位置する窓の位置によって、日差しの差し込みが変わるため利用時間の調整が必要になるからです。
窓の位置や間取りはほとんどの撮影スタジオがフロアマップや内観写真で掲載しているのを基に確認できると思います。
それでも不安な方は必ず問い合わせて確認することをオススメします。
LUZZ STUDIOではフロアマップや、内観写真での案内はもちろんのこと、お問い合わせもお待ちしております。是非お気軽に。
LUZZ STUDIOの白い部屋の内観写真はコチラ
LUZZ STUDIOのフロアマップはコチラ
2.撮影スタジオでの自然光撮影時は室内灯を消すのもオススメ
自然光撮影を撮影スタジオで行う際、可能な限り消灯をオススメします。
なぜなら、自然光と室内灯は種類に関わらず、光の色味が異なります。そのため、室内灯を付けたままだと、撮影結果の色味に影響を及ぼすミックス光の発生や、フリッカー現象の発生の原因になるためです。
自然光がバチっと綺麗に差し込んでいる撮影スタジオでは、私は迷いなく室内灯を消しています。
3.撮影スタジオでの自然光撮影時のカメラ設定について
自然光を使った撮影時のカメラの設定のポイントをご紹介します。
3-1.ISOは低い数値から調整しましょう
室内であっても、自然光が差し込んでいる場合はISOは使用するカメラの低い数値から調整を行うことをオススメします。後述する、F値やシャッタースピードも明るさに関係しますので、スタートは低い数値からにしましょう。
3-2.F値はボケの必要に応じて調整しましょう
F値はボカしたいものがある場合は数値を小さく(絞りを開く)し、ボカしたいものがない場合は数値を大きく(絞りを絞り込む)し、しっかりとピントをあわせるのがポイント。
但し、F値の数値を低くすると明るくなり、数値を高くすると暗くなります。ISOやシャッタースピードで調整をしましょう。
3-3.シャッタースピードは手ブレと動きに応じて調整しましょう
シャッタースピードは手ブレを起こさないのを第一に、被写体の動きに合わせて設定しましょう。
例えば、動く被写体の一瞬を捉えたい場合は、シャッタースピードは速くします。
しかしシャッタースピードを速くすると、明るさは暗くなりますので、主にISOをメインに調整を行いましょう。
F値でも明るさの調整は可能ですが、ピントに影響を及ぼす場合があるため、シャッタースピードを優先の場合の明るさはISOをメインに調整をしましょう。
ちなみに、手ブレのしないシャッタースピードとしての目安は使用レンズの焦点距離の数値のシャッタースピード(焦点距離50ⅿⅿのレンズの場合1/50)が目安と言われています。
いろいろな調節の仕方がありますので、ご参考までに。
4.自然光をスタジオで活かす方法
実際の写真を例に撮影スタジオでの自然光撮影で、下記のポイントを覚えると、より楽しめる方法をご紹介します。
4-1.自然光の向きと被写体の位置を考える
自然光の向きを見て、被写体とカメラの位置にアレンジを加えることで、自然光撮影をよりお楽しみいただけます!
4-1-1.サイド光
こちらの写真は西から光が差し込み、壁まで差し込んでいるLUZZ STUDIOでの撮影事例です。
スタジオでの自然光撮影では一番使用率が高い、被写体の横から自然光が差し込む位置です。光の当たる部分と影の部分が出来上がり、立体感が生まれます。
被写体の凹凸感が、綺麗に写りますので、人物撮影に特におすすめです。
4-1-2.逆光
こちらの画像は、東から光が差し込み、カーテンをディフューザー代わりにして光を柔らかく、逆光気味に当てているLUZZ STUDIOでも撮影事例です。
被写体を自然光差し込む窓とカメラマンで挟むような立ち位置での逆光撮影です。背景の明るさにより、被写体の境界線が浮かびあがり、髪の毛のも自然光を当てているのがポイントです。奥をぼかし、より被写体に目線が行くようにしています。
写真向かって左側のハイライトは、レフ板を使って自然光を反射させ、顔が暗くなり過ぎないように調整しています。
このように人物撮影の場合は、顔が暗くなるので、レフ板やカポックなどを使用して反射光を活用することもおすすめします。
4-1-3.遮光
西側で、太陽が沈みかけている時間に撮影したLUZZ STUDIOでの撮影事例です。
サイド光よりも、斜めの位置から光が差し込む位置での撮影です。日の当たっている部分と影の部分のコントラストがより強調されます。
4-2.レフ板やカポックやカーテンで光を操る
4-1-2.で触れましたが、快晴時の自然光は、かえって強すぎる光になる場合があります。そんなときには、レフ板やカポックを使って自然光を反射させ、強い光を柔らかくします。
<レフ板>
LUZZ STUDIOでは無料レンタルしております。
<カポック>
LUZZ STUDIOでは無料レンタルしております。
また、スタジオにレースカーテンがある場合、このレースカーテンがディフューザーの役割を担って、自然光の調整ができますので、是非カーテンを活用してみることもオススメです。
<カーテン>
LUZZ STUDIOでは常設しております。
カーテンを使用し、光を柔らかくすることや、カーテンによりできた影を活用した撮影もオススメです!
下記写真は、LUZZ STUDIOの床に被写体さんに寝てもらい、レースカーテンをディフューザー代わりにして光の入りを調整しています。
5.まとめ
撮影スタジオでの自然光撮影の方法について解説してまいりました。
自然光撮影は、季節や時間によって表情や明るさが変わる光です。
「自然光に勝る光は無い。」とも言われております。そんな自然光を味方にした撮影はとても楽しいものだと筆者は思います。
LUZZ STUDIOでは自然光撮影ができる撮影スタジオです。どんな細かな些細なことでも、お問い合わせ頂きましたら、自然光の具合などをご説明いたしますので、なんなりとお問い合わせくださいませ。
是非皆様のご来店をお待ちしております。
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LUZZ STUDIO
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それでは、今回の記事はここまで。
最後までお読みいただき、本当にありがとうございました!